
年賀状の宛名や住所を書く時、何で書いていますか?
年賀状の通信面は印刷で済ませてしまっているから、せめて宛名面だけでも手書きで書こうと思っている人は多いのではないでしょうか。
そんな時に使うのは書き慣れたボールペン?それとも筆ペン?
よく思い出してみると、宛名や住所がボールペンのような細いタッチで書かれていることってあまりないですよね。
やっぱり年賀状は毛筆で書かないとダメなのでしょうか。
いざ書こうとした時、細字のボールペンを使って大丈夫なのか不安になる…
今回は、年賀状にボールペンを使うのはマナー違反なのか調べてみました。
年賀状にボールペンを使ったらダメという規則はない!…が推奨しない2つの理由
年賀状に宛名や一言を書く際に使うのは、
筆ペン?
サインペン?
ボールペン?
万年筆?

急に毛筆で書くのは自信がないから、いつも使っている書きやすいボールペンを使って書いてしまう。
年賀状のときだけしか使わない筆ペンや毛筆だと、書き直しはできないというプレッシャーもあっていつものような字が書けなかったりしますよね。

どうしても上手く書けない…
年賀状のマナーで、ボールペンで年賀状を書いてはいけないという厳しい規則はないんです。
ただ、年賀状に書くならボールペンはやめておいたほうがいいよ!という2つの理由があります。
- 簡略な事務用品という認識がある
- 細字よりも太字のほうが縁起がいいとされている
ボールペンは事務用品で、いつでもどこでも使える簡略な筆記用具というイメージがあり、新年の挨拶を書くのには向いていないと思っている人はいます。
「あけましておめでとうございます」や「謹賀新年」などの賀詞が、細~い字で書かれているのって見たことないですよね。
昔のボールペンは、インクがペン先で固まってしまい、文字が滲んだりすることがありましたが、ボールペンも日々進化しています。
最近よく見るゲルインクタイプのボールペンなら、大丈夫そうな気がしてしまうのは私だけ?!
宛名面も通信面も印字されただけの年賀状よりも、手書きで書かれているほうが丁寧で気持ちの込もった印象を与えます。
年賀状は残るもの、いい印象を残したいならボールペンよりも筆ペンや油性ペンなどの太字で力強く書くことをおすすめします。
毛筆や筆ペンの方がおすすめ
年賀状は、昨年お世話になったお礼とまた今年も変わらずよろしくお願いしますという気持ちを込めた新年の挨拶状です。
達筆でもそうでなくても、手書きで書かれた年賀状は温かみを感じます。

全部印字だと、DMみたいに感じてしまう・・・
手書きで書く際に、ボールペンで書いてはいけないということはないですが、毛筆や筆ペンがおすすめの理由は、ボールペンのような細字よりも毛筆ペンなどの太字の方がより良いとされているからです。
程よい太字の方が力強くて見栄えもよくなります。

おすすめ順はこれ!
年賀はがきの種類によって使い分けが大事!
年賀はがきの種類(インクジェットはがきかそうでないか)によって筆記具を使い分けることも大切です。
せっかく綺麗に書いても、相手に届く前に滲んだり消えたりしてしまったら台無しです。
インクジェットはがきに適している
♦ 毛筆
♦ 筆ペン
♦ サインペン
♦ ボールペン
♦ 鉛筆(芯はBより軟質のもの)
インクジェットはがきに適さない
♦ 万年筆
♦ シャープペン
引用元: 日本郵便

さすがにシャープペンで書く人はいないわよね。
年賀状にボールペンを使用するのは相手を選ぶ?
友人と上司の年賀状のデザインを変えるように、筆記具も送る相手を考えて使うようにしましょう。
社会人になると知り合いの手書きの文字を見ることって激減します。
ボールペンでなく筆ペンや毛筆で書いてインパクトを残すのも年賀状を手書きする楽しみのひとつです♪
気にしたい相手
会社の上司やお世話になった目上の人にボールペンで書くのはやめましょう。
相手にもよると思いますが、年配の方から非常識であると思われてしまうかもしれません。
名前の漢字なども間違えないように注意します。
マナーを気にする人は思っている以上に多いと思っておきましょう。
特に気にしなくても大丈夫かも?!
気心の知れた仲の良い友人なら、ボールペンであろうが何で書かれていようが気にしないと思います。
そんなにじっくりと年賀状を見ていない…という人も中にはいます、きっと(^_^;)
友達からボールペンで書いた年賀状を受け取ってムカついたわ~という人は、あえて毛筆で書いて送りましょう(゚∀゚)

あえての毛筆、達筆で書いて送ることにするわ(~_~)
年賀状をボールペン字でもらった(送った)人の体験記

マナーに敏感な人にボールペンはやめておいたほうが無難です。以前、会社の上司に目上の人には年賀状は毛筆で書くものだと言われたことがあるので…。

年賀状の特に宛名面は太字で書かれている印象が強いので、細いボールペンで書かれていたらちょっと驚くかもしれませんね。

自筆で書こうとしてると言ったら感心されました。今は印字ばかりだから、何で書かれていても手書きなら喜ばれると思います。

サインペンだとマジックという印象が強いと言われたことがあるので、太字のボールペンを使って書いたことがあります。仲のいい友人に送ったので気にしませんでした。

最近では筆ペン風のサインペンなんかもあって私はそれを使って書いています。ボールペンで書くより見栄えがいい気がしますよ。
年賀状の書き方で気を付けたいこと
年賀状を書く際に気を付けたいことがいくつかあります。
- 間違えたら迷わず新しい年賀はがきを!
住所や宛名を書き損じてしまったら、間違えても修正テープなどで直さずに、新しい年賀はがきで書き直しましょう。
郵便局に持っていけば、手数料はかかりますが交換してもらえます。
1枚あたり5円で交換
- 水性ペン、消せるペンはダメ
雨で濡れると読めなくなる
年賀状を束ねた際に色移りする可能性がある
せっかく丁寧に書いたのに・・・
- 宛名面は黒が基本
青色でもOKですが、赤で書くのはNG
子供の頃、赤で書いた手紙は絶交の印だった・・・(-_-)
- バランスが大切
文字を書く時に気を付けたいのがバランスです。
宛名が1番大きな字になるように、宛名から書くとバランス良く書けます。
なんだかんだいっても見た目は大切よね。
年賀状を書くのにおすすめの筆記用具
同じ筆記具なのに、なぜか書きやすい種類のモノってありますよね。
どの筆記具が良いかはその人次第ですが、書きやすいと評価の高いおすすめの筆記具をご紹介します。(価格は2019年11月時点のものです。)
筆ペン ~ 呉竹 万年毛筆
毛筆でサラッと書けたら素敵なんですが、大人になってから毛筆なんて持ったこともないという人は多いと思います。
毛筆は色々道具も必要になってくるので、道具不要で毛筆のような書き味の筆ペンで書いてみてはどうですか。
アマゾン価格:473円
♦ 書きやすく、自分の実力以上のきれいな字が書ける(笑)
♦ インクが入れ替えできるのもエコで気に入ってます。
♦ トメ、ハネ、ハライがうまく書けます。もう他の筆ペンには戻れません。
♦ 替えのインクが最初から付いていているので安いと思います。筆ペンで上手く書けるか不安でしたが、キレイに書けました。
♦ 値段が安いので期待していませんでしたが、書きやすかった。
万年筆 ~ プラチナ万年筆#3776

万年筆は大人のステータス♪
万年筆って値段も高いので大人になってから使う筆記具というイメージがありますが、年賀状を書く際にも適しています。
アマゾン価格:12,800円
♦ 初心者でもうまく書ける万年筆です。
♦ 書き心地抜群!この品質でこの価格なら大満足
♦ トメ、ハネ、ハライがうまく書けます。もう他の筆ペンには戻れません。
♦ 見た目は高い万年筆に劣りますが、書き心地が滑らかでインクの色も気に入っています。
サインペン ~ ゼブラ 油性ペンマッキー
サインペンは小さい頃から馴染みがあるので、書きやすい筆記具のひとつだと思います。
アマゾン価格:88円/1本
♦ 油性ペンと言えばこれ!というくらい安定感抜群のサインペンです。
♦ 色々なサインペンが売っていますが、結局これに戻ってきてしまいますね。
♦ 子供の物に名前を書くのにピッタリ!他にも色々なサインペンがでていますが、やっぱりマッキーに戻ってきてしまいます。
♦ 細字の方のキャップがちょっと硬い気がします。太字の方は名前を書くのに理想の文字の太さです。
♦ ずっと使っている安心のマッキーです。書きやすくて安いので定番のサインペンです。
まとめ
年賀状を書く時に何で書こうかなんて考えたこともなかった人にとっては、ボールペンを使うかどうかはかなり細かいマナーのように感じるかもしれません。
でも、せっかく書くなら受け取った相手が「?」と思う年賀状よりも、きちんと書かれているなぁと思われたほうが気持ちがいいですよね。
毛筆や筆ペンを使うのは、年賀状やお祝儀袋に書く時だけかもしれません。
どちらも書き損じが出来ないので、ちょっとした緊張感で背筋が伸びます。
お世話になった気持ちや新年の挨拶を書くのに気持ちが引き締まりますね。
すべて印字だけで済まされた年賀状が多い昨今、手書きで書くこと自体が素晴らしいと思います。
相手を思い浮かべながら丁寧に書く
年賀状の本質のような気がします。(^^)
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